ただ単にアニメ観てツイッターで茶々入れるだけではあまりにも生産性ないな、と思ったので今回から簡単に感想をまとめていこうと思います。
正確には2012年秋に放映終了したアニメの感想です。
基本的に私は録画で観ます。
毎週何時～とか縛られるのも嫌だし夜は早く寝たいもので…。
はじめから観る気がなかったものは除いています。
順序は適当です。
「中二病でも恋がしたい！」
京アニ作品は「フルメタル・パニック? ふもっふ」の頃からOVA含めほとんど観ていまして、まあいわゆるファンなのでもちろんこの作品も観ました。
作画演出は最近の京アニっぽい、「けいおん！」くらいから顕著になったリアルあざと路線ですね。
「AIR」、「ハルヒ」、「KANON」の頃は「キャラをこう動かすと可愛いんじゃね？」みたいな感じで単純に動かしていたのが最近はかなりリアルに媚びた感じの動きに変化しているような気がします。
キャラの造形もなんかリアルっぽいムチッとした感じでそのあたりもかなり癖のある感じですね。
好みが分かれるかもしれません。
けいおん！は男キャラが全く出なかったので多少媚びた感じの動きでもあまり鼻につかなかったかもしれませんが、氷菓や中二病は男キャラがメインキャラとして登場するのでその関係で鼻につく感じが嫌、という人が周りにもいました。
私自身はそこまで気にはなりませんでしたが。
やはりキャラの動かし方含め背景の書き込みやモブの扱いなどなど、作画レベルが他社と比べて段違いで他社には真似できない境地に達していると感じますので、その点では観る価値がとてもありました。
声優のネームバリューやキャラのテンプレ設定で萌えさせるのではなく、アニメーションによるキャラの動き、演出で萌えを提供しようとする姿勢はとても評価できます。
ただ、ストーリーの方は割とお粗末だと言わざるを得ません。
中二病で現実逃避→ラブで解決！
何のひねりもありません。
シリアス路線に転換するのはいいのですがキャラの内面描写が少なすぎる上にキャラの心境の変化が淡々と行われすぎて全く感情移入できません。
ブレブレです。
結局何が言いたかったんでしょうか？
そもそも中二病ってのはあんな極端なものではなく、もっと孤独で誰にも邪魔されず自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ！
ほんでからに「恋がしたい！」とか言ってるけど全開で恋しちゃってるじゃないですか！
原作は未読ですが王道というほどの盛り上がりもなくラストゴリ押し、本当にこれが賞をとった作品なのかと疑いたくなります。
というか実はこの原作、京アニの自作自演のゴーストライトなのではないでしょうか？（言い過ぎ）
劣化版AURAと言われてもしかたがない気がします。
「ジョジョの奇妙な冒険」
実は私ジョジョって2部までしか観てなくていまいちハマってなかったのもあって観てません…。
なんかTLでは盛り上がってましたよね。
興味はあります。
「マギ」
原作が好きで期待していたんですが…。
数話観ましたが…なんというか演出がいまいちというか、最低というか、原作の良さを何一つ表現できていないとおもいます。
原作はギャグパートが秀逸なのに…超さぶい。
なんだろうこれ…。
あと肝心なところを省略しすぎです。
展開速すぎです。
放映時刻的に鑑みて幼稚で無難な感じに仕上げているのでしょうか？
だとしても説明不足にも程があります。
酷いです。
少年漫画特有の燃えとか…感動を呼ぶシーンが台無しです。
さすが吉野弘幸。
やってくれますね。
amazonのメタクソなレビューも頷けます。
マギをアニメで初めて観てちょっと好きかも、って思った人は原作を読んでください。
アニメ版は観なくていいです。
無かったことにしてください。
今原作超面白いところなんですよ。
いやめっちゃおもろいんです。
頼みますよほんと！
ちなみに原作は大高忍さんが描いているのですが、「すもももももも 地上最強のヨメ」の頃からのファンです。
頑張ってください応援してます！
「ガールズ＆パンツァー」
まあ…戦車砲をまともに食らっても無傷な戦車の中の部員とか、耳栓ヘルメット無しで戦車砲ぶっ放す砲手とか、戦車のディティールが細かいのにも関わらずツッコミどころ満載なところはありますが、全体的に丁寧でとても楽しめた作品です。
戦車戦のリアルさはシリアの戦車載動画を彷彿とさせたくらいです。
登場人物が多いのにもかかわらずそれぞれのキャラがたっていて飽きさせません。
展開も王道。
良いアニメです。
が、制作の間に合って無さがいただけません。
続きはWEBで！
とか続きはそのうち！
みたいな終わり方ははっきり言って受け手を舐めていると思います。
丁寧に作りたいとか、そんなんどこの制作委員会も思っているに決まってるじゃないですか。
TVアニメの枠で作る力がないのならはじめからTVアニメに関わるべきじゃないです。
最高の脚本を用意したのにも関わらず作画が史上最強に終わっている、そんなアニメもあるんですよ！！
広告代理店を巻き込んで史上最大に宣伝し社会現象にまでなったのにも関わらず、最後の2話が予算不足でこれまでのカットの切り貼りで無理やり終わらせた、そんなアニメだってあるんですよ！！
どんな結果になろうともなんとか終わらせて欲しかったですね。
「K」
3話くらいまで観ましたが…。
すいません、話はともかく全体的にキャラの喋り口調がなんかキモくて無理でした。
特に白い？男キャラが。
女性向け、というか腐女子向け？の作品は苦手です…。
「武装神姫」
販促アニメ的な感じなんですかね？
実際売っているおもちゃのアニメ化だとか。
友人が絶賛していたので観たいと思っていたのですがなんか観られずじまい…。
「BTOOOM!」
原作読んでます。
5話くらいまで観て「あ、漫画でいいや…。」って思ってそれから観てません。
「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」
いわゆるハーレムもの、キャラ萌えに特化したアニメですが、テンポがかなりよくとても面白かったです。
主人公がハーレムものにありがちなやたらと説教臭い主人公では無く、適度に優しい感じで好感が持てます。
とりあえずぎんべえは私がもらっておきますね。
「トータル・イクリプス」
私は「君が望む永遠」からのAgeファンです。
マブラヴもマブラヴオルタも3回はやりました。
オルタは一体いつアニメ化されるんだ！とずっとワクテカしていた中、まさかのマブラヴオルタのスピンオフである作品のアニメ化ということで。
マジなんでやねん（マブラヴ、マブラヴオルタはまだアニメ化されていない）と思うところもあって全く期待していなかった今作ですが、第1話目からの作画崩壊という偉業を成し遂げてくれやがりまして、実はそこからしばらく疎遠にしていました。
それがこの間ですよ。
ニコ生で11話までの一挙放映があったんですね。
たまたま時間がありまして、「ちょっと観てみるか」と思って観始めたんですよ。
それがなかなかどうして、作画が観られるレベルにまで修正されているではないですか！
もちろん京アニばりの作画、というわけではないのですが出演しているキャラが人間らしい造形、動きをしているというだけで安心感が段違いです。
全体的なストーリー展開はほぼオルタと似通っていて、というかオルタをうすーくした感じだと思いました。
ベータそっちのけで人間同士が争う構図とか。
案外面白かったです。
引きもなかなか。
ラストで全てをダメにした感はありますが。
「ヨルムンガンド」第2期
ついに完結です。
原作準拠、原作の面白さそのままに！
とても面白かったです。
リアル「フフーフ」が想像以上に自然だったのにびっくりしましたw
ココかわいいよココ。
打ち切り感満開だった原作のラストも、まあまんま同じなんですが、原作よりも綺麗にまとまっているかな、と。
原作超好きです。
震えるくらい好きです。
ラスト以外。
「めだかボックス」第2期
少年漫画の中ではハンターハンターに並ぶくらい原作好きなんですめだかちゃん。
予想通りというかなんというか、豊崎愛生のめだかちゃんはたまに違和感アリアリですね…。
勢いに欠けるというか。
若干キャストに違和感はあるものの演出やストーリーに関しては概ね原作通りに感じました。
少年漫画のアニメ化の正統派という感じです。
悪くはなかったかと思います。
でも原作のほうが面白いかな…。
ラストはグッドルーザー球磨川で次期への引きだったわけですが、裸エプロン先輩の緒方直美にも違和感ありました。
なんかもうちょい軽いノリのイメージかなぁ…。
原作的には裸エプロン先輩が出てきてからくっそおもろいので次期が楽しみですね！
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない TRUE ROUTEスペシャル版」
えーと、再放送でしたね、うん。
どんどん面白くなくなる原作を2期でどう料理するか楽しみですね！
「てーきゅう」
今期最高一押しアニメです、ええ。
OP、声優、作中テンポ、全て完璧です。
OP主題歌、ブルーレイ、購入予定です。
最大のみどころはみもりんの「きんたまかゆい」です。