ディスクレビューのようなもの その1

学生時代の先輩方が不定期に企画してくださっているレコードハントイベントに、つい先日参加させていただきました。
どんなイベントかっていうと、まあ正午くらいからレコード屋をしこたままわり、夜に打ち上げも兼ねてご飯を食べながらお互いの戦利品の品評会をする、という簡単なものなのですが。
今回はその東京編という事で、新宿ディスクユニオンを中心にまわってきました。
実は俺、部屋にレコードを置くスペースがもはや無いのと、「中古レコードって音楽市場にあまり貢献してないよね!」という最近の信条から、特に中古に関してはあまり購入するつもりは無かったのですが…、いやー買っちゃいましたね。
9枚。
つっても新品も含まれますが。
1枚買ったら止まらなくなりましたヽ(´ー`)ノ
今日は購入した音源の紹介と簡単な品評をしようかと思います。
でははじめます。
順番に特に意味は無いです。
あ、そういや。
ディスクユニオンのウェブサイトって非常に見づらいよね!
マジでクソだよねヽ(´ー`)ノ

『明日へのワルツ』 by Arti & Mestieri

明日へのワルツ(紙ジャケット仕様)
イタリアンプログレの雄、Arti & Mestieriのセカンドアルバムです。
中古で購入。
ファーストアルバムの『Tilt』が超名盤でして俺も持ってるんですが、このセカンドもなかなか。
これでもかというくらい叩きまくるドラミングも健在、というかさらに手数増えてるような…?
しっかしこのジャケットのセンスは…すごい。
どういう意味なのか全然わからんwww

サクラ大戦「帝撃歌謡全集」

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走れ~高速の~帝国華撃団~♪ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
いやーこれ安かった。
こっち系は掘り出し物いっぱいありますね!!
中古で購入。

『ogni nuovo inzio』 by RAEIN

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イタリアraeinの新譜。
新品で購入。
ノンストップで6曲?構成なのですが、案外短いのでなんで曲を分けたのかな?と思いました。
アルバムだと思って買ったら物足りないかも。

TVアニメ『らき☆すた』EDテーマエンディングテーマ集~ある日のカラオケボックス~

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中古で購入。
声優のすごさがわかる一枚。
わざと下手に歌うのって難しいよね!!

『diskografi』 by KAOSPILOT

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ノルウェーKaospilotのディスコグラフィ。
新品で購入。
既発のアルバムがまるごと入ってるので持ってない人は買いだ!

らき☆すた Re-Mix002~『ラキスタノキワミ、アッー』【してやんよ】~

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中古で購入。
これオススメ!!
リミックス集です。
001』も持ってるんですけど、たくさん曲が入ってるのに安い!
歌ものじゃないのでその辺注意してくださいね!

『one the After in square』 by yarmulke


京都yarmulkeの新譜。
新品で購入。
パッと聴きは前作のミニアルバムよりインパクトに欠けるかと思いましたが、聴いてるうちにまあまあ味が出てくるじゃないですか。
そんなアルバム。

涼宮ハルヒの詰合 ~TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」劇中歌集シングル~

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中古。
名曲と名高い劇中歌、「God knows…」、「Lost my music」、「恋のミクル伝説」の3曲が収録されています。

『Masturbate On D.I.Y. (7″)』 by This Time We Will Not Promise And Forgive

masturbateondiy.jpg

今回の作品のコンセプトとしては、タイトル通り「D.I.Y.」とファッション的に叫ばれる/叫ぶことに対するファックのアティチュードで、要はそういう奴らは家でオナニーでもしてろって言いたい。別にハードコアみたいな音楽やってるからD.I.Y.ってわけではないし、そこら辺で絵書いてる奴だって、大工やってる奴だって、メロコアやってる奴だってあらゆる人がD.I.Y.の精神を持ってやってるよ。パッチを作ったり、音源の作りが面白いからって別にD.I.Y.でも何でもない。あえて言うなら、俺がいつも言ってるようにD.I.Y.という思想自体はDo It Together(D.I.T.)の精神に辿り着くための仲間との出会いに過ぎないものなんだよ。それをひけらかすように「俺D.I.Y.だから」とか言ってるような奴は家でオナニーしてるだけの奴なんだ。俺はそんな知らない人が作ったカルチャーをそのまま鵜呑みするほどアホじゃねえし、日本は日本のやり方と考え方があるんだ。俺が今ここに書いてあることだって真理ではないし、これを読んでる君にもっと考えてもらいたい。読んだ後にそれを噛み砕いて、飲み込んで、自分になりの方法論を見出してほしい。口に含んで、味を舌で確かめて、そのまま吐き出してもそれは糧にしたとは言わないよ。もしどのバンドもアーティストも本当にそうしているなら、今この国に蔓延してるようなありきたりの音楽と考え方の他にもっと色んな種類の考え方と方法論が出てるはずだし、双方に影響を与えてるはず。現状がそうでない以上は、きっとどいつもこいつも同じようなことしか考えてねえんだよ。いい加減そんなオナニー止めて少しは相手とセックスする気で向かってけよ。その先が顔だろうが、口だろうが、子宮だろうが、心だろうが、射精と表現には必ず受け手がいるだろ?
(Via otoRECORDS | distro | japanese)

東京This Time We Will Not Promise And Forgiveの限定EP。
良かった、手に入りました。
ついでなので俺も「D.I.Y.」について少し書きます。
ヨシタケ君も言っている通り、今や「D.I.Y.」はファッションに成り下がりました。
どいつもこいつも口を開けば「D.I.Y.」。
「D.I.Y.」って何それおいしいの?
すごいの?
受け手側からすればどうでもいいと思うんですが?そんなもん。
それって自己満足でしょ?
あなた達はグッズ屋か何かですか?
出来上がるまでの過程で出来上がった物の是非が問われるって何?
宗教ですか?
つーかどっからどこまでが手作りですか?
そもそも「D.I.Y.」という形骸化された言葉を使ってる時点でそれがあなた達の限界ですよ。
みんな結局は、先人たちが作り上げたルールやレールの上を歩く事しかできない、既存のシステムを利用するだけの、単なる”消費者”に過ぎないという事を日本のインディーズミュージシャン達は見事に証明してくれました。
みんな所詮はただの”消費者”なんです。
本当の意味で自ら何も作りだしていないあなた達のどこが”クリエイター”なんですか?
人の手法、過去の手法借りて、あたかも”俺は違う”みたいな顔やめてくれませんかね?
ポストハードコア?
激情??
カオティック???
片腹大激痛www
“草食系ハードコアサークル”の間違いじゃないんですか???
シーンを形成するっていうのと、コミュニティを形成するっていうのは根本的に違うんですよ。
もちろん流行とも違います。
今一度ハードコアの意味よく考えてみてください。
フロアライブフロアライブってそれ何の意味があるんです?
逆に固定観念に捕われてしまっているって事に早く気付いてください。
環境や形式の力を借りなきゃあなた達は相手に何も伝えられないんですか??
それはどこのスタイルをマネたものですか?
ハコものでそれを再現した所で、とても滑稽に見えますよ、端から見れば。
ここは海外じゃない。
日本です。
観る人間も演る人間もほとんど全員日本人です。
客観的に見たら”激情”も”メロコア”も同じですよ、もうね。
みんなしてコピーバンドやって楽しいですか、そうですか。
でもね、それ、老後でもできるでしょ??

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