なんと慈悲深くなんと情け厚き

iPhone SDK：アプリ配布はiTunes経由のみ・承認制？

とりあえずauのBREWアプリみたいになるのだけは勘弁願います！

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こないだインドに行ったのですが。
明らかな資本格差、というのが印象に残った事のうちの一つでした。
日本人とインド人。
裕福層と乞食。
そしてハリジャン。
みんな口を揃えて言います。
「あんた日本人か？」「俺たちは貧しい」、と。
道端で子供はおろか普通のおっさんやおばちゃんまでもが「10ルピーくれないか？」とせがんできます。
俺の稼ぎと見た目は関係ないです。
俺がどんなにみすぼらしく、汚いロン毛であっても、「日本人」だから。
俺が普段10倍以上の金を出して食事をしている事を知ってるから。
とても自分たちには買えやしない航空券を俺が買えることを知っているから。
彼らは言い放ちます。
「日本人は裕福なのだからインド人に金を落とすべきだ」と。
ポジティブな意味合いにおいてその通りだと思います。
豪遊するわけではなくても、ある程度は金を落とすべきだと俺は思います。
なぜ金を払うのか、その意味を自分なりに見つけて消費する事はとても大切な事です。
逆に「日本人は贅沢だ」とか、「ボラれている」とかいう風にとらえて消費レベルを地元レベルにまで落としたり、必要以上にピリピリと値切ったりすることはあまりにネガティブで無意味なことだ、と俺は考えます。
「金が無い」とインド人に言っても「嘘」にしかならないし、インド人も「ふざけんなそんなわけねえだろww飛行機乗ってここまで来てんじゃんwww」と思うでしょう。
インドに骨をうずめる覚悟もない日本国籍の人間が、通ぶってインド人と同じ目線で生活することは何か少し滑稽なことではないかと俺は思うのですよ。
何も考えずに散財しろ、と言っているのではなく。
「日本人」であるという事の意味をよく考え、自分をしっかり持つことはとても重要であると俺は言いたいのです。
型にはまれと言ってるわけでもないですが。
何かのサービスを受けた時に、それが日本で受けられるサービスと同じだけに値する、と思ったのなら、やはり日本国内にいる時と同じだけの対価を支払えばいいんです。
自分はどこまでいっても日本人なんだから。
例えそれが相場に見合わないものだったとしても、それはそれで良いじゃないですか。
相手がインド人だから、とか考えるのは、それ差別ですよね。
まあ何が言いたいかって言うと。
ユニセフよりもあいりん地区を先になんとかしてくれないっすかね黒柳徹子さんよ、というお話でした。
あ、ちなみインドには俺より裕福な人たくさんいますよ。
格差がものすごく激しいってだけです、念のため。