日テレ「ZIP!」の人気犬、声帯切除手術を受けていた
かわいそうだとかじゃあ去勢手術はいいの?とか去勢は知覚できないからいいんだよ、いやいや声帯除去も犬には知覚できない、とかみんな好き勝手言ってますが。
今回の場合、「TV出演のために声帯除去をしたのか?」が一番の問題かと思います。
TVで見世物にするために声帯除去を施したのならそれを不快に感じる心情は理解できます。
しかし単にペットとして飼う時の声帯除去を混同するのはどうかと思います。
小さい頃から犬猫10匹近くと一緒に暮らしてきた私的には「しょうがないときはしょうがない」としか。
基本的にペットは飼い主の所有物であり、そのペットが他人に迷惑をかけないように飼い主は最大限の努力をしなくてはいけません。
だからといって何をしてもいい、とは思いませんけど。
飼っていた犬(2匹とも天寿を全うされました)に声帯除去を施したこともありません。
だがしかし、餌をやって撫でるだけで「飼っている」とは言わないと思うのです。
飼っている犬に吠え癖があって近所から苦情が殺到し、保健所に送るか、しつけ用の機械(電気ショック、臭い、超音波)を首に装着するか、声帯を除去するか、これらの選択に迫られた時あなたならどうしますか?
しつけで何とかできるのならそれが一番ですが、何ともならない場合だってあるのです。
飼い主が愛情を持って施したのなら、それを非難する資格なんて他人にある筈がないと私は思います。
もちろんペットは家族の一員です。
他に替えが効かないとても大事な存在です。
しかしながらペットを人間と同等のように扱うのはそれこそおこがましい人間のエゴだと思うのです。
焼き肉を「うまいうまい」と食い散らかす一方でアニマルライツを声高にのたまう。
違和感バリバリです。