これまでのゴミのような人生に絶望した私がまず最初にやったこと

空

こんにちわ。
こちらの記事を読んでいただいた方、ありがとうございます。
おそらくリアル知人達はもうこのブログを見てはいないと思われるからこそ書けた、みたいなところがあるのですが、我ながら思い切った独白ができたなあと思います。

このサイトは「私は何々をして鬱病から這い上がった!」みたいな成功談やノウハウを蓄積したサイトではないです。
なんせ今も鬱の真っ最中なのですから。
1ミリも這い上がれていないです。
ギリギリです。
このサイトは私なりの鬱病治療のプロジェクトの一環として「文章を書く」という事を念頭に置いた、いわば現在進行系のライフログです。

今回は私が生まれて初めての挫折、絶望から這い上がるためにまず何をしたのかということを書きたいと思います。

36年間生きてきて初めて自ら決定したこと

36年間生きてきて初めて自ら決定したことが生きるか死ぬかの選択でした。
そんなオーバーな!と思われる方もおられるかもしれませんが、精神がずっとお子様のままおっさんになってしまった人間というものは、それはそれは脆いものなのです。
夢を追うフリをして全てから逃げ続け、少しづつ溜まっていった不安の小さな塊はある日突然爆発します。
心が折れる最大のきっかけ、あるにはあったのですが、それよりも積み重なった不安や悪徳が心を蝕んだ主な理由だと思います。
きっかけについてはまだ書けそうにないのでいずれまた。

眠れぬ日々

心がボッキリ折れた私は家から出られなくなります。
だがしかし、実家に寄生する身でしたのでご飯は自動的に三食いただけてしまうのです。
36年間ほぼ全く同じ生活スタイル。
鬱病になってもその身体と脳に染み付いた自動的生活スタイルは崩れませんでした。

朝起きる、ご飯を食べる、ボーっと嫌なことを考える、うんこする、ご飯を食べる、ネットで適当に時間をつぶす、ご飯を食べる。ボーっと嫌なことを考える、布団に入る、嫌なことばかり頭に浮かんできて生きていることに疑問を感じる、咽び泣く、浅い眠りを繰り返す、熟睡出来ないまま朝起きる、ご飯を…(以下略)

仕事のある日はその間に仕事が挟まる、という感じです。
「鬱病なのに仕事に行けるの?」
って疑問に思われるかもしれませんが、仕事はすでにかなりルーチンワークと化していましたのでなんとかこなせました。
ただ、仕事に行くためには外に出なければいけなかったので、それはもちろん、かなり億劫でした。
しかしクズながら根が真面目だったので仕事を飛ばす、ということはできず。
まあ小心者なので。

そんなノリでなんとか、なんとか毎日生きていましたが無理して仕事しに家を出ていたことで精神はもうかなりギリギリなところまで追い込まれていました。
この仕事もどきを安いギャラで続けてしまったことも良くなかったことのうちのひとつという事に気付いてないふりを続けていましたが、もうそれも無理でした。
このままだとある日突然仕事に行かず、いわゆる(飛んでしまう)事態になるのも時間の問題だな、と思った私は職場の人間に「もう無理かもしれない」と伝えました。
そう伝えた瞬間、堰を切ったように感情が溢れ、恥ずかしながらもその人の前で号泣してしまいました。

完全にただ事ではありません。
30歳過ぎたおっさんが人前で号泣するというのは滅多にあることではありません。
というか逆に僕の目で号泣した30代のおっさんを僕は知りません。
クズらしくプライドだけが高かった私です。
これまでだったらありえなかったでしょう。
自分の弱いところを他人に見せることを我慢できないほどに精神は擦り切れていたのです。

もうどうにでもなれという気持ちで泣きながら仕事や人生に関する不安をぶちまけた結果、「これは本当に危ない」と思われたのかどうか、仕事に関してはこれまでのボランティアのような条件ではなく、ほぼほぼ一般的な条件を提示され、今もなんとか同じ仕事を続けているわけなのですが…。
元々まともな仕事ではなかったのでこの先どうなるか全く不透明なのです(ある日突然切られてもおかしくない)。
そもそも仕事のことだけが鬱病の原因ではなかったので、この事は根本的な解決には至っていないのですが。
しかしながら、最低限とは言え社会人としてなんとかやっていけるかもしれない条件を引き出せたことは私に「あーもう少し生きて頑張ってみるか」と考えさせる要因にはなりました。

このままではダメだ

心の不安のひとつが解消されたとて、私のネガティブな心は全く元気を取り戻さず、相変わらず眠れぬ日々を過ごしていました。

「このままではダメだ。何かにすがらなければ生きていけない。」

なんでこんなにうまくいかないことばかりなのだ。
なぜこんなことになってしまったのだ。
私の人生とは何なのだ。

全て自業自得なのですがいかんせん外に出ることもかなり困難な精神状態です。
何かひとつでも救いを得られたら、と布団に潜りながらスマホでネットをさまよってたどり着いたひとつのサイトがあります。

運上げ道場

運上げ道場

世の中の本物の情報、真実を語っていく。知識は命である。瞑想/パワースポット/健康/成功/お金/ビジネス/恋愛/運気/霊格/チャクラ/習慣

こちらのサイトは

  • 運上げ・引き寄せ
  • パワースポット
  • 自己啓発
  • 健康
  • 瞑想

を主なコンテンツとした自己啓発寄りのスピリチュアル系サイトです。
正直今までの私なら鼻にもかけなかったであろう類のサイトです。
しかし弱りきった私は藁をも掴む気持ちで真摯にこのサイトを端から端まで熟読。
何度も読み直しました。
基本的に書かれていることは、ポジティブであれ。世の中に対して良いことをせよ。健康であれ。といったようないわば当たり前のことが書かれているのですが、今の私にはとてもしっくり来るといいますか、私のダメなところが全て洗い出されたような気持ちでした。
私はこのサイトに書かれてあることを何一つ実践していない、今まで何一つやってこなかった。
だからダメなのかどうかはわかりませんが、こんな簡単なこともやって来なかった自分が恥ずかしかったです。

まずは1日の目標、習慣を決める

地運を上げるものは勉強、掃除、親である

(Via 自分の進化、成長具合の確認方法とは?地運を上げるものは勉強、掃除、親である)

まずはこれです。
自分一人で、なおかつ家から出なくてもできるシンプルなライフハック。
そして自分のひとつの目標としてパワースポットである神社にできるだけ毎日通うことを習慣づけることにしました。
近所の阿比太神社までは徒歩10分もかかりません。
リハビリとしての散歩という側面も考えれば一石二鳥。
サイトを参考にまずはじめの目標が4つ決まりました。

  • 読書をする
  • 家の掃除を徹底的にやる
  • 阿比太神社へお参りに行く
  • 瞑想

この4つの事を毎日やることから自分を立て直していこうと決意したのです。
嫌なことを毎日考え何かを自らやろうと一切考えなかった私にとっては大きい第一歩です。
次回からはこの4つの目標をいかにこなしつつギリギリの毎日を過ごしているかを記していきたいと思います。

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