なんかよくわからないんですけど3部作なんですかねこれ？
割と酷評も聞くこの映画、私はとても楽しめましたよ。
確かにストーリー上ご都合主義的で辛い場面はたくさんあります。
脚本はたしかにちょっと弱い。
しかしそれ以上に素晴らしいのは映像美。
私は行きつけのIMAXシアターでIMAX3Dにて鑑賞しましたが、はっきり言ってこれまでのどの3D映画よりも素晴らしい画を観せてくれたと思います。
さすがはリドリー・スコット。
ブレードランナーを彷彿とさせるSF映像美です。
エイリアン1の前日譚にしては技術凄過ぎない？ってくらい各マシンのコンソールの描写には気合入ってます。
プロメテウス号の造形も素晴らしい。
後は惑星内の遠景の描写。
素晴らっ！
あんな景色が生で見られるなら調査船に乗って宇宙に行くのもやぶさかではないですねええ。
エイリアンシリーズといえばH・R・ギーガーなわけですが、もちろん今作にも参加はクレジットされていて洞窟？の壁や造形物なんかに色々とギーガーっぽさを感じることができます。
キモカッコイイです。
ただしクリーチャーがなんかツルッとしててギーガーっぽくないなぁという感じでした。
最初は腕立てしてた金髪ちゃん（シャーリーズ・セロン）が主人公かと思ってたんですがそんなことはなく、考古学者のおねーちゃんが主人公でした。
ノオミ・ラパスです。
スウェーデン版ドラゴン・タトゥーの女の人ですね。
最初の方はタダの脇役かと思ってたんですが（存在感無い？）、途中ものすごいことやってくれますw
その辺で気づきます。
あ、この人が主人公なんだ！ってw
いやーあのシーンにはなかなか度肝抜かれました。
先に言っておきますけどこの映画エイリアンシリーズよろしくSFスプラッタな局面もありありですのである程度覚悟しておいたほうがいいかも知れません。
件のシーンも負けず劣らずいやぁものすごいです。
これら女性陣2人もなかなかいい感じなんですがマイケル・ファスベンダーがかなりいい味出してて続編が楽しみですね。
最後のオチですが、まあ続編意識してるんでしょうね。
最後のあのシーンも完全にファンサービスだろうなって感じです。
色々調べていると今わかっているだけでもかなりのカットシーンがあるらしく、おそらくディレクターズカット版で数々のイミフな場面の謎というか整合性も取れるんでしょうか？
ネタバレになりそうなので詳しくは説明できませんが彼がしゃべっているシーンの映像なんかもあるようです。
まああれですね。
あんまり期待しすぎずに観ればとても楽しめるんじゃないでしょうか。
観所はたくさんあります。
観るならぜひIMAX3Dで！
明るさが違います。
ふつうの3Dで観るくらいなら2Dの方が良いかもしれません。
なぜならあまり3Dを活かした感じの作りでは無いためです。
子供だましのような飛び出し方はほとんどしません。
大人のための（？）3Dといった趣…。
いや、ほんとうに面白いSF大作ですよ。
ぜひぜひ観に行ってください！
今ならめっちゃ空いてますしねw
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