CDが売れなくても音楽は死なない

CDは本当に売れてない!?イマドキのビジネスパーソンの音楽事情を調査

今や音楽の手法は出尽くし、残っているのはダシガラのみ。
そのダシガラを薄めただけのような楽曲をマーケティングのみでビジネスとして存続させようなんて虫が良すぎるんですよ。

今僕の周りには2種類の「音楽ファン」がいます。
平日祝日関係なく、ほぼ毎日ライブハウスに通う人たち。
新品中古関係なく、CDを集めてiPodで再生するだけのレコードコレクターたち。

はっきり言います。
音楽イコール音源、ってのは間違っています。
CDがこの世から無くなっても音楽は死にません。
レーベルも、流通も、レコード屋も、みんな潰れてくれて一向に構いません僕は。

仕事柄ほぼ毎日ライブを観ている僕ですがこれだけは言えます。
客観的に見てどんなにクソのような曲でも、死んだ目で演奏するミュージシャンは絶対にいません。
どんなにクソみたいな曲、知らない曲をやられても「ブルッ」と来る瞬間、年に何回かはあります。
その人の才能は、間近で見なきゃ絶対にわかりません。

楽曲なんてただの扉に過ぎないのです。
扉をあけてその先にある世界にも触れずに、やれ「この扉の造形は実にセンスがイイ」、やれ「この扉はゴミのような価値しかない」、だらだらうんちくたれてんじゃないよと僕は言いたい。
扉は開かなければただの壁です。
音楽のジャンルには壁がある?
それはそこにある扉をハナから壁だと決めつけているだけではないのですか?

共通認識なんてクソ喰らえだ。
固定化されたもの、他人のレビューやカテゴライズに一体なんの価値があるって言うんだ。

僕たちの時代に生まれる音楽が、ブルジョアやコレクターや評論家のためだけのものではありませんように。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

トップに戻る