ジョニ・ミッチェルいわく「マドンナは暴君、ボブ・デュランは偽物」

注目すべき点が2箇所ある。まず最初が、1980年代の音楽シーンについてジョニが語る場面。フォークシンガーとして活躍するジョニだったが、1980年代に入るとポップシーンにおされて低迷期に入った。その期間、彼女は売れない時期を過ごす。当時活躍目覚しかったマドンナについて、インタビューアーが触れると「アメリカ人は1980年以降、バカで浅はかなものが価値あるものとみなした。(その代表である)マドンナはネロのようだ。彼女が転機を示した」とマドンナを、キリスト教徒を迫害したローマ皇帝『ネロ』のような暴君だとたとえている。低迷期で苦しい時期を過ごして来たジョニには、ポップミュージックが『バカで浅はかなもの』と映ったのだろう。マドンナの登場で、音楽シーンは堕落したと指摘しているようだ。
そして、1970年代の音楽シーンの話題になり、ボブ・デュランの話になると「彼は全く(アーティストとして)正統ではない。彼は盗作者です。彼の名前も声も偽物。ボブに関する全てが詐欺」と罵り(ののしり)とも取れる発言をしている。以後、インタビューはこの衝撃的な発言に深く触れることなく進行して行く。恐らく、ロサンゼルスタイムズ紙によってインタビュー内容は編集されているが、一体何を意図してジョニがこの発言をしたのだろうか。
(Via 超大物アーティストが異例の仰天発言!「マドンナは暴君、ボブ・デュランは偽物」 – ロケットニュース24(β))

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