アリス イン ワンダーランド 公式ビジュアル・ガイド (INFOREST MOOK) (ムック)
えーさっそく観てきましたよ3D版。
場所はもちろんIMAX！
やー最高だねIMAX！！
映像はブリブリで音は爆音！！！
では映画の感想をば。
面白かったです！ヽ(´ー｀)ノ
が、それはもちろん3D効果の得点をプラスした総合的な感想です。
映画自体は可もなく不可もなくといった感じのベタなディズニー映画ですね。
3Dに関してですが、今作の3Dは擬似3D（アバターは制作の段階で3D撮影ですが今作は2Dをソフトウェアで3D化しているらしい）ということもあってか実写パートの3D感はどこか嘘くさいです。
「じゃあCG合成パートはなかなかの飛び出しっぷりなんだね！」と思われるかも知れませんが、実際はそれほどでもないです。
もちろん飛び出してきたりするシーンもありますし、全体的に3D感はあるのですが…。
浮遊感はアバター程ではなかった気がします。
3D的な意味で上映中1番度肝抜かれたのは、本編が始まる前に流れたIMAX3Dのデモですかね。
ギュンギュン飛び出します。
飛び出し感を楽しみたいならそれをお見逃しなくですよ！（笑）
ストーリーは若干薄っぺらいかもです。
もう最初から最後までベタな感じです。
ティム・バートン監督特有の暗さや毒っぽさは殆どありません。
ひねりやどんでん返しも無いです。
登場人物（動物？）のキャラは恐ろしく立っています。
主人公のアリス以外…(；´∀｀)
アリスはもうほんと普通の女の子って感じでした。
キャラの立ちっぷり、赤の女王とチェシャ猫は最高でしたね。
ジョニー・デップもなかなか。
登場人物のキャラが立っているのはいいのですが、各キャラの心理描写的な場面が殆ど無いせいでストーリーに整合性がない場面がいくつか見受けられました。
そこらへんの置いていかれ感はすごいです。
ていうかストーリー的にこの映画、アリスである必要性あったのかな？(；´Д｀)
俺が1番感動したのはワンダーランド内の色彩と造形物のセンスですね。
もうホントすごいとしか。
観ていて飽きるところがありません。
満開の桜に囲まれる真っ白い西洋のお城、とかなかなかすごい発想ですよね！
モノ作りをしている人はみんな観るべきですよ、このあたり！
あえて3D版で見る必要は無いかも知れない今作ですが、かといって2D版ではストーリーの薄さが露呈しすぎちゃうかもですね…。
あれ？なんか否定的な感想が多いな…(；´Д｀)
面白かったですよ？
まあ期待しすぎずに観に行ってくださいヽ(´ー｀)ノ